Matz Keynote in RubyConf2011 "Ruby Everywhere"
五十嵐です。RubyConf2011に参加しています。今年も去年と同じくNew Orleansでの開催です。初日、最初のセッションである まつもとさんのキーノートがさきほど終わりましたので速報レポートです。より詳細はレポートは後ほど るびま などでも紹介されると思いますのでお楽しみに。:)
■Herokuチーフアーキテクト"matz"
「私は言語開発者です。すごい言語の開発者です。」で会場から笑いと拍手をもって迎えられ、まつもとさんのキーノートが始まりました。最初に新しい肩書きのHerokuチーフアーキテクトを紹介。セールスフォースのMarc Benioff との「君を雇いたいんだけど」「えっ?」 という馴れ初めを紹介されました。「私を雇ったら私の収入は増えてうれしいけど、Rubyを推進するためにはRubyデベロッパーを雇った方がいいよ。」中田さんをHerokuがフルタイムで雇用したこと、中田さんがパッチモンスターと呼ばれるコミット数1位のコミッターであることを紹介しました。紹介された中田さんはいつも通りのスタンスで会場からの拍手を受けていました。そしてこれからもRubyのコアコミッターを雇用する企業があれば歓迎したいとのことです。
■もっと多くの開発者をRubyで幸せにしたい
(以下、matzさん口調でお楽しみください。)
JRubyは素晴らしい。Java開発者にRubyを使えるようにしてくれた。ほかにも、RubotはJruby on Android。Rhodes はモバイルフォン向けのアプリをRubyで書けるフレームワーク。私はモバイルの分野にリーチしたい。モバイルフォン、ロボット、車とかね。RiteVMは去年紹介した組み込み向けRubyのVMCoreです。去年と何が違うか?今年は動いている!(会場拍手)デモしますね。(マンデルブローを描くデモを披露)組み込みRuby(mruby)はまだ若くて弱い存在だけど、いろんな可能性がある。ロボットや、TVの中とかね。完璧な言語はない。Rubyでさえも。だから選択を提供したい。私はRubyで世界の幸せをもっと増やしたいと思ってる。今私たちがRubyを使って感じているように。みなさんに感謝します。ありがとう。
■注釈:Riteとmruby
組み込み向けRubyのRiteとmrubyの違いですが、RiteはVMの部分、mrubyはRubyとしての名前とのことです。Ruby1.9とYARVの関係と同じで、YARVにあたるのがRite、Ruby1.9にあたるのがmrubyです。
■追記
RubotとRhodesの書き方が良くなかったので修正しました。








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